*完結* 星野と高瀬のばあい

翌日、放課後———


「なにココ」

「謎解きの舞台」

「そんなんどこでもいいでしょ」

「いくない」


ここは学校内の階段の踊り場であり、目の前には窓がとられてる。


———明日の放課後に話すから。準備しなきゃいけないもんもあってさ。


しきりと問いつめるしおさを、高瀬はそう言ってかわしたのだ。
じりじりしながら、今日の授業の終わりを待ったというのに。

高瀬は校舎を出ようとせず、なぜかしおさを裏口につづく階段へと導いた。

昇降口には、コンクリートのひさしが設けられ、踊り場の窓は、ちょうどその上に位置している。