*完結* 星野と高瀬のばあい

ちょっと長い話だし、立ち話もなんだから、と放課後ファーストフード店に
入ったわけだが。

男女問わず、学生が多いのに驚いた。

人でごったがえす店内に、どうにか席を見つけたが、
隣のテーブルの人と肩が触れそうな狭さだ。

騒がしいことこの上ない。


なにをそんなに話すことや、話したいことがあるんだろう。

周囲の会話を、聞くとはなく耳に入れていると、英語のリスニングの試験を思い出す。


怠惰な耳では、言葉のスピードに、理解がまるで追いつかない。


高瀬はきっとするりと入っていけるのだろう。あの輪の中に。