*完結* 星野と高瀬のばあい

クレームから約四ヶ月後、今年の一月のこと。


担当者(N氏)が書いたクレーム報告の写しが、あろうことかクレーム元のA社に送りつけられたのだという。
むろん送り主は、不明。


社内文書流出に対して、不信感をつのらせた先方は、取引停止を通告してきた。

対外的信用の失墜と、営業上の不利益をもたらしたと、社の上層部は激怒。

とはいえ、犯人が見つかるはずもない。


事件の火種を作った、としてくだんのマネージャー氏(母の上司でもある)は、
詰め腹を切らされることになった。