* * * *
高瀬大和は、いわゆる優等生タイプではない。
察するに、成績は中の上といったところだろう。
お世辞にも、努力型の秀才ではない高瀬だが、脳みその出来は悪くないと、しおさは知っている。
そう言おうものなら、「俺の良さに気づいてくれた?」と返ってきそうで、口にしたことはないのだが。
たしか、小学校低学年のときのことだ。
印象的なエピソードがある。
学校に、人形劇の劇団を招いて、体育館で劇の上演があった。
こまかいストーリーは忘れてしまったが、少年が主人公の演目だった。
高瀬大和は、いわゆる優等生タイプではない。
察するに、成績は中の上といったところだろう。
お世辞にも、努力型の秀才ではない高瀬だが、脳みその出来は悪くないと、しおさは知っている。
そう言おうものなら、「俺の良さに気づいてくれた?」と返ってきそうで、口にしたことはないのだが。
たしか、小学校低学年のときのことだ。
印象的なエピソードがある。
学校に、人形劇の劇団を招いて、体育館で劇の上演があった。
こまかいストーリーは忘れてしまったが、少年が主人公の演目だった。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)