*完結* 星野と高瀬のばあい

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高瀬大和は、いわゆる優等生タイプではない。
察するに、成績は中の上といったところだろう。

お世辞にも、努力型の秀才ではない高瀬だが、脳みその出来は悪くないと、しおさは知っている。


そう言おうものなら、「俺の良さに気づいてくれた?」と返ってきそうで、口にしたことはないのだが。

たしか、小学校低学年のときのことだ。
印象的なエピソードがある。

学校に、人形劇の劇団を招いて、体育館で劇の上演があった。

こまかいストーリーは忘れてしまったが、少年が主人公の演目だった。