小学校からこのかたくり返してきた、このやりとりの終点はどこにあるんだろう・・・・
白紙の進路調査票が、まぶたの裏をちらつく。
誰からも愛される、明朗快活な高瀬大和を、愛することも愛されることにも意固地な星野しおさが、
浪費していいわけがない。
ないのに、この手をふりほどくことも、握りかえすこともできずにいる。
自分といることは、高瀬にとって人生を無駄遣いでしかない。
しおさが高瀬のためにできることは、なにもない。
なんの見返りもない関係。
空っぽで怠惰な、星野しおさ。
見目形だけはいいこの体の中には、おがくずでも詰まってるんだろうか。
白紙の進路調査票が、まぶたの裏をちらつく。
誰からも愛される、明朗快活な高瀬大和を、愛することも愛されることにも意固地な星野しおさが、
浪費していいわけがない。
ないのに、この手をふりほどくことも、握りかえすこともできずにいる。
自分といることは、高瀬にとって人生を無駄遣いでしかない。
しおさが高瀬のためにできることは、なにもない。
なんの見返りもない関係。
空っぽで怠惰な、星野しおさ。
見目形だけはいいこの体の中には、おがくずでも詰まってるんだろうか。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)