子どもを二人ももうけたものの、結婚には持ちこめず。
父親である男性は、任期を終えてさっさと本国へ帰っていったらしい。
ふだんは基地に勤務し、たまに訪れるだけだった父親。
すこぶるハンサムボーイだったらしいが、一緒に暮らしたこともなく、
ごく幼いころなのでほとんど記憶もない。よって寂しさもない。
弟はなおさらだろう。
日本語では『非嫡出子』、英語では『Love Child』。
それがしおさと汀。
英語教師はしみじみと、いい言葉だといった。
「結婚していなくても子どもを生むってことは、愛があるからだっていう考え方なんだ。
ロマンチックだよねえ」
当該者からいわせてもらえば、憐れみをかけられてるとしか思えないのだが。
父親である男性は、任期を終えてさっさと本国へ帰っていったらしい。
ふだんは基地に勤務し、たまに訪れるだけだった父親。
すこぶるハンサムボーイだったらしいが、一緒に暮らしたこともなく、
ごく幼いころなのでほとんど記憶もない。よって寂しさもない。
弟はなおさらだろう。
日本語では『非嫡出子』、英語では『Love Child』。
それがしおさと汀。
英語教師はしみじみと、いい言葉だといった。
「結婚していなくても子どもを生むってことは、愛があるからだっていう考え方なんだ。
ロマンチックだよねえ」
当該者からいわせてもらえば、憐れみをかけられてるとしか思えないのだが。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)