* * * * *
「姉ちゃん、せめて家事ぐらいちゃんとできないと、お嫁にいけないよ」
テーブルの上には、出前のひさご屋の親子丼。
買いに行くのも、食べに出るのも面倒がった結果の夕飯だ。
汀がため息まじりに、わりばしを割る。
「大きなお世話」
はしをぐいと、ご飯と卵に突き入れる。
「———いいかげん大和くんのこと大切にしないとさ、いなくなっちゃうよ」
なんだその、話題の転換は。
そもそも、大切にするとはなんぞや。なにをするんだ。肩でも揉めというのか。
「姉ちゃん、せめて家事ぐらいちゃんとできないと、お嫁にいけないよ」
テーブルの上には、出前のひさご屋の親子丼。
買いに行くのも、食べに出るのも面倒がった結果の夕飯だ。
汀がため息まじりに、わりばしを割る。
「大きなお世話」
はしをぐいと、ご飯と卵に突き入れる。
「———いいかげん大和くんのこと大切にしないとさ、いなくなっちゃうよ」
なんだその、話題の転換は。
そもそも、大切にするとはなんぞや。なにをするんだ。肩でも揉めというのか。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)