誰にも知られない、語られない話




のところにも赤紙が届いた。

でも、僕は嬉しかった。

君から離れることが出来る。

君の隣にいることから解放される。

それがとてつもなくうれしかった。

君は引き止めたけど、僕はあの家を離れた。

戦争は激化して、何度も死にそうになった。

僕はいろんな知識を駆使してなんとか生き残った。

そして、僕は小さな家を全く知らない土地に建てた。

そこで永遠に暮らし続けようと誓った。




嗚呼、君よ。

愚かな僕を許しておくれ。