誰にも知られない、語られない話


私はそれでも待ち続けています。

彼が帰ってくる場所に、誰もいなくては彼が哀しむからです。

もう、私は長くありません。

彼が、迎に来てくれるのはいつになるのやら。

私はずっと待ち続けています。

優しくて、おっちょこちょいで、いつも笑顔な頼りない彼を。

そして、帰ってきたら、いろんな話をしましょう。

どんなことがあったのか、どんなことがしたいのか、今までどこにいたのか。

そして、一緒に笑いあって過ごしていこうと思います。