ーーー小屋に戻ると俺たちはすぐに出発した。 連れて行くことになったミラは以外にも根性があり、重い荷物を進んで持ってくれた。 「…ミラ、そんなに持たなくていい」 「いえ…足手まといにはなりたくないので…」 「……っ」 俺たちは湖で手に入れた水と、その近くで手に入れた果実をたびたび口に含みながら更に歩き続けた。 北の森にいる占い師にーーー 死んだ鷹目にーーー 会いに行くために。