青蒼の夜半に、闇色の鳥を

「友人が死んだ。

 友だったのかも、わからない。

 でも好きだった。

 話をするのが好きだったし、会うのも好きだった。

 会うのが愉しみで、次にも会えると思っていた。

 なのに、死んでいたんだ。

 死んだと、聞いたんだ」

 細切れの単語が、ぽろぽろ唇から飛び出してくる。

 これじゃ意味がわからない、と首をひとつ振って、もう一度口を開く。