青蒼の夜半に、闇色の鳥を

「一族の長が勝手に責務を放り投げて、あと二日ください、だと?

 だからいつまでも子ども扱いしかされないんだ。

 このガキが」

 シェイスが一番気にしていることを容赦なく、アギは罵る。

 ぶすぶす、アギの腹の底でまた怒りが燻り始めているのがわかる。

 次に怒鳴り声が飛び出すとわかっている口をとっさに手のひらで押さえて、シェイスは早口で云い募った