青蒼の夜半に、闇色の鳥を

「ごめん……」

 重ねて呟くシェイスの頭を、大きな手のひらがぽん、と叩く。

 そのままぐしゃぐしゃ髪を掻き混ぜて、アギはシェイスを引き寄せた。

 人気のない路地に入り込み、改めてアギが云う。

「心配、した」

 深い響きに、シェイスは深く俯くしかない。