くしゃん、とシェイスの芯が一気に冷えた。
踵が、重力に従って落ちる。
「……うん、ごめん」
滑り落ちるように、拘束されていた腕からアギの指が離れる。
自由になった手首を摩って、シェイスはしおらしく頭を下げた。
熱に狂っていればアギも殴れるけれど、正気に返ってしまえは拳は握れない。
その程度には、大切な友だ。
踵が、重力に従って落ちる。
「……うん、ごめん」
滑り落ちるように、拘束されていた腕からアギの指が離れる。
自由になった手首を摩って、シェイスはしおらしく頭を下げた。
熱に狂っていればアギも殴れるけれど、正気に返ってしまえは拳は握れない。
その程度には、大切な友だ。

