「あなたのおっしゃる意味はさておき……逆に、私の利は?」
「そのうち、ここだって中原の乱に巻き込まれるわ。
そのときに必要なのは強兵。
あたしたち一族の兵を城市に差し出す機会だってあるでしょう。
なら、再びあの王に、あの……王妃にまみえる可能性もあると思わない?」
「……ないかも知れない」
「あるわ。そのときは、あたしは迷わない」
シェイスが顔を上げて今度は『彼』の眸を凝視する。
「そのうち、ここだって中原の乱に巻き込まれるわ。
そのときに必要なのは強兵。
あたしたち一族の兵を城市に差し出す機会だってあるでしょう。
なら、再びあの王に、あの……王妃にまみえる可能性もあると思わない?」
「……ないかも知れない」
「あるわ。そのときは、あたしは迷わない」
シェイスが顔を上げて今度は『彼』の眸を凝視する。

