青蒼の夜半に、闇色の鳥を

「好い加減もくそもないわよ。

 全くもう、なんであんたはいちいちいちいち」

「寝てろ。

 顔色が悪い。

 靴音が重い。

 そんなふぬけた状態で、どこに散歩に行くつもりだ」

「云われなくても、今日の夜が明けて、明日の朝がくればそれこそ、死ぬまで寝てるわよ。

 起こされたって起きたりしない。

 あんたが気の済むまで、寝台の住人になるわ。

 だから、今夜はお散歩よ」