「巫女姫の意思なんて、必要なもの?」
「さあね。
でも、そう考えるのがいまの混乱には都合が好い。
巫女姫は、選んでいないのだ」
投げ遣りに結んで、ジャスパは石を放り出す。
豪奢な衣が汚れるのも構わず、砂じみた床に寝転んだ。
ざらりと、金色の髪が床を撫でる。
「さあね。
でも、そう考えるのがいまの混乱には都合が好い。
巫女姫は、選んでいないのだ」
投げ遣りに結んで、ジャスパは石を放り出す。
豪奢な衣が汚れるのも構わず、砂じみた床に寝転んだ。
ざらりと、金色の髪が床を撫でる。

