赤髪くんに視線をやるとプイッと顔をそ向けられた。
「ごめんね、龍は女嫌いで、高橋龍っていうんだけどね」
隣で見ていた葵がつけたしくれた。
雰囲気からしてそう言うのは分かったし、知ってたし。
「いえ、別にかまいませんよ」
「じゃあ、一応全員の紹介が終わったな、次は下のやつらにだな」
そう言って立ち上がろうとする紘にずっと思っていた疑問をぶつける。
「一つだけいいですか、あの、ここでの私の立ち位置って何なのでしょうか?私、喧嘩とか出来ないんですけど」
首をかしげながら聞くと紘はそうだなと考え込み
「姫でいいんじゃないか?」


