あの日の桜は。【大幅修正中】


 もしかして、私、葵の横?

 他のみんなもソファに座っていた。

 座ったほうが良いと思い、私も一つだけ開いている葵の横に腰を下ろした。

 長いソファは向かいあうように並べられていて、その奥に一つ一人席があった。

 きっとそこに紘が座るのだろう。

「さっきぶりだね、莉子ちゃん」

 葵が私のほうを向き微笑んだ。

 どこかピリッとした雰囲気が漂う中で葵の笑みは少しだけこの場の雰囲気を和らげた。

 向かいあったソファには茶髪の男子とさっきから伏せ目がちに睨んでいる赤髪、葵の左隣には銀に近い髪色をした男子が座っていた。