あの日の桜は。【大幅修正中】


「違う、またあとで説明する。あいつらは来てるか?」

「はい、皆さんお揃いですよ」

 それを聞くとありがとうと紘はそう言い、そのまま階段を使って二階に上がって行く。

 駆け足でそれを追いかける。

「ここが幹部室だ」

 私に説明しながら紘はそのノブをひねる。

  いよいよ、始まる

 私は深呼吸した。



「連れてきたぞ」

 ドアが開いた瞬間、中に居る人たちがいっせいに振り返った。

 その中にはさっき会った葵の姿も見られる。

「えっと、とりあえずどうしたらいいですか?」

 隣に居る紘にそう聞くとソファを一つ指差した。