「なぁ、莉子、俺らんとこ来ねぇか?」 風が吹いて桜の木を揺らす。 莉子は後ろを向き黙った。 やっぱりだめなのか? そう思い口を開こうとした時、莉子が振り向いた。 「後悔しますよ、私を入れたことを」 思いもしなかった言葉俺の耳に届いた。 さっきと同じように微笑んで莉子は言った。 「後悔?」