あの日の桜は。【大幅修正中】


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「ええ、会いましたよ。優しそうな人でした」

 この前と変わらぬ笑顔を見せてくれる莉子。

 もし、俺らが暴走族だと知ったら、離れていくのか?

 もう二度とその笑顔を見せてくれないのだろうか?

 あの後、千景と話した言葉を思い出した。

「そこで、離れるならさぁーそこまでの奴なんだってことなんじゃなあーい?紘の言葉を使うのなら、そのときじゃなかった。それだけのこと」

 
「だけど、紘、これだけは忘れないでねぇー、俺は認めただけで・・・受け入れたわけじゃないから」

 あの真顔で言った千景の言葉の意味はよくわかる。