あの日の桜は。【大幅修正中】


 どうするのか。

 俺も考えていなかったわけじゃない。

 仲間にも何の相談もなしに俺は決められない。

「・・・」

 黙り込んだ俺に葵は言葉をつづけた。

「紘のことだからもうすでに決まってるんでしょ?」

 俺のことを見透かしているようにそう言う葵。

 本当は決まっていた。

 あの日、初めて会った日から俺は決めていた。

「ああ、俺はアイツを・・・」