あの日の桜は。【大幅修正中】


秀樹SIDE

 ピロリロリロ

 そんな機械音が聞こえ自動ドアは開いた。

 中に入ると涼しい空気が体にしみ、少し肌寒くなる。

 パーカー着てくればよかったかな?

 時計を見ると10時をちょっとすぎたくらいになっていた。

 この時間帯は僕みたいなやつもいれば、残業帰りの会社員が珈琲を買いにといった感じでいたり、店内には数名の人がいた。

 暴走族って言っても僕は比較的、髪色は落ち着いたほうなので周囲の視線は集まらない。

 でも、この辺は暴走族みたいな“不良”と世間から言われる人たちが沢山いる。

 近くに繁華街があることも含め、裏の世界の人がいるためあまり、深く関わろうともしないけれど。