「アレはどうなってる?」 妙な風が吹いた気がした。 さぁーと吹いて俺たちの間を通り抜けていくように。 「まだ、当分は大丈夫だと思う。ただ、重なったり、フラッシュバックしてって言うのはあるだろうな、焦っているのか?」 俺がそう聞くと莉子は静かに口を開く。 「まるで、リプレイを見てるみたいだなぁって。あの頃と同じ道を進んで。ストーリーの最後はまた、同じになっちゃったり、なんてね」