すでに時刻は10時を超えているだろう。 もうそろそろ帰らないと明日は早い。 って、そうだった! 明日が早いからって早めに解散したのに結局こうなってあの後遊んでても変わんなかったんじゃん! 最悪だ、というか、そもそもシャンプーをきらしたままにしていた私が悪いんだ。 切らしたならすぐに買いに行けばよか・・・ 「莉子、送る」 頭上から声がかかり、海里の後を追って私も外へと出る。 建物の裏側に出て、車の置いてある場所まで歩く。 前見た時と変わらない海里の愛車が暗闇の中に溶け込んでいる。