「っふ、違いねぇ」
海里の瞳を見た後、どうしてか逸らしたくなって、視線を床に落とした。
罪悪感、だろうな。
それがしっかりと私の中にあるという事は自分でもそう思っているからだろう。
海里に対しても、みんなに対しても、アイツに対しても。
海里は立ち上がり、奥の棚から治療に使う薬や湿布などを銀色のトレーに乗せて用意している。
室内に沈黙が訪れる。
私は海里のほうに背を向け、服をまくった。
きっと、あざになっているだろうスタンガンの跡が空気に触れ、ズキッと痛む。
ついでに膝も怪我をしているため、足も背中にも痛みが走る。


