中は病院のような作りになっていて、診察室、待合室、カウンターなどが置かれている。 私たちは診察室へと案内され、くるくる回る椅子へと腰を下ろした。 「どこを怪我したんだ?」 「背中です」 私の代わりに龍が答えると男はわかったと一言いい、思いだしたかのようにじゅんびをしながら口を開いた。 「それから龍、今日はもう遅せぇから帰れ、“この子”は俺が責任をもって送り届けるから」 「でもっ」 「この子も同じくらいの年のやつが見てる所で脱ぐのも嫌だろうしな、分かるよな龍」