あの日の桜は。【大幅修正中】


 連れられるままに私は繁華街のにぎわう通りを抜けていく。

 会社帰りのサラリーマン、仕事終わりのOL店の宣伝をする若い青年沢山の人とすれ違いながら龍はどんどん、奥へと進んで行く。

 どこへ向かうか知らされないまま進むことほんのちょっと。

 私たちは繁華街には珍しい白塗りの家の前に立っていた。

 小さなプレートに入口の文字が刻んであるドアからインターホンを押す。

 インターホン近くにはカメラが置いてあり、私はその死角に入るように龍のそばに立った。

 きょろきょろとあたりを見渡してもその周辺には特にも何もない。