あの日の桜は。【大幅修正中】


 みた感じ怪我はしていないように思えるけれど。

「俺は、大丈夫だけどっ、莉子ごめん、俺が、俺が・・・」

「龍は、悪くないです。私のわがままに付き合っただけなんですから。それよりも、そろそろ帰りましょうか、ね?」

 私は大丈夫だから、だから、

 自分を責めたりしないで、龍。

 そんな悲痛な顔をしないで。

「でもっ、背中が」

 さすがに笑ってごまかせるほどじゃなかったか。

 しびれはもう大丈夫だけれど、背中と座り込んだ時に膝をすりむいてしまったのがある。

 別にどうってことはないけれど。

 そんなんで龍が納得するとも思えない。

 龍はそのまま私の手を引いて立ち上がらせると手を引いた。