あの日の桜は。【大幅修正中】


 ただ、今すべきことは決まっているのだから。

「お前ら、何やってんだよ」

 いつもの龍とは打って変わってキツイ、それでいて、鋭い声を発し、相手を振り向かせた。

 顔が違うなぁ。

 いつもの可愛い顔じゃなくて、あ、そういう顔じゃなくて顔つきというか、なんだか。

 改めて、暴走族だって感じられるそんな顔。

「あぁん?お前も混ぜてほしいのかよ、お・ち・びちゃん?ギャハハハハ、良い子は帰ってお布団でちゅよ」

 酔っぱらっているのか、どこかふらふらとした足取りで龍のほうへと歩いてくる男一人。