ただ、今すべきことは決まっているのだから。 「お前ら、何やってんだよ」 いつもの龍とは打って変わってキツイ、それでいて、鋭い声を発し、相手を振り向かせた。 顔が違うなぁ。 いつもの可愛い顔じゃなくて、あ、そういう顔じゃなくて顔つきというか、なんだか。 改めて、暴走族だって感じられるそんな顔。 「あぁん?お前も混ぜてほしいのかよ、お・ち・びちゃん?ギャハハハハ、良い子は帰ってお布団でちゅよ」 酔っぱらっているのか、どこかふらふらとした足取りで龍のほうへと歩いてくる男一人。