あの日の桜は。【大幅修正中】


 裏の世界と関わりを持つもの、不良、チンピラ、ホスト、キャバ嬢、昼間ではわからないようなそんな人たちでにぎわう夜の“大人の街”となる。

 今は龍がいるのはいるんだけれど。

 反対するだろうなぁ。

 でも、譲れない。

 一日でも髪の毛を洗えないのは辛いのだ。

「・・・莉子!聞いてる?」

 ずいぶんと考え事をしていたのか龍が私の肩を揺らした。

 メットを被らないまままたがっていたのでエンジンをかけることができないままだったのだ。

「龍、一つお願いがあるのですが」

「?」

 龍はメットを私に、渡しながら首をかしげた。