千景は一番仲間を大切にしている、それは見ていて分かる。
だから、仲間以外なんて結局どうでもいいって思ってるんでしょ。
「まぁ、あながちまちがいじゃないかもねぇー。だって莉子だってそれを分かっていて今まで過ごしてきたんでしょ?そこまで分かっていてなお、嫌がらせの事を言わなかったってことは俺たちを頼ってないってこと。信頼してないんでしょ?だったらおあいこなんじゃない?」
信頼してないのはどっちだよ。
確かに、私は言わなかったけれど、それは…ってただの言い訳にしか聞こえないか。
「言い訳したくないんでそう言う事にしときます」
再び靴を取りだして、履き替えた。
千景も同じように履き替えると顔をあげて、笑った。
「まぁ、いいけどさぁー、この間のこと怒ってる?」
今日はそういう話ばっかりをしたい日なのか?と思ってしまう。


