あの日の桜は。【大幅修正中】


「終わった」

 ふぅと一息ついて時計を見るともうすでに作業を始めてから30分は経っていた。

 もう帰ろう、そう思いぱっと片づけ出来あがった書類を教卓の上に置いて下駄箱へと向かった。

 下駄箱から靴を取りだそうとするとずっと前に味わったあの痛さが指に届く。

 すっと切れるようなそんな感覚。

 またか。

 もうこの手の嫌がらせは終わったと思ったんだけどな。

 しかも、ローファーにこれ入れるのかよ。

 人の靴とか触るの嫌じゃないのかな?

 というか、この刃はどこから入手しているんだろう。