「じゃあ行かなきゃならないよねぇー莉子。龍がこんな決心したのにねぇ?」
千景の開き直りは最速のようだ。
でも、まだ私には打つ手があるんだよ。
「でも、私は考えるってだけ言っただけで」
「なんて莉子ちゃんは言わないよね?だって龍が勇気出したのに、ここで莉子ちゃんが捻じ曲げるなんてこと、しないよね?」
あれーおかしいな、圧力を感じるなー
黒い、黒い笑みを私に向ける葵はもうさっきまでのプリンスじゃなくて、悪魔コンビにへと変身していた。
「・・・もう!行けばいいんでしょう?というか、殺気で追い込むなんて卑怯じゃありません?」


