あの日の桜は。【大幅修正中】


「確かに、家賃は高いですね。でも、景色が良かったり、豪華だったりすごいですよ?それに、私が選んだようで私は選んでないようなものです」

 私が選んだそう言えばそうだろう。

 だけど、それは限られた選択肢の中でだった。

 用はあそこにわたしを閉じ込めているようなもの。

 言えば、檻。

 別にそんなに窮屈だとは感じないし、高級マンションに住めるなんて願ってもないけれど。

「どういうこと?」

 龍が首をかしげている。

 わからないよね。

 わかるわけない。