だけど、陸一人をここに置いていくわけにはいかない。
まず、ご飯がないし。
でも、6人みんなで行くとしたらきっと周りからの視線が痛いほど突き刺さるに違いない。
なんせ、こいつらは“イケメン”なんだから。
その中で私一人が浮いているとか嫌だけど。
「じゃあ、行くか?」
紘がそう聞くと龍がいきなり嫌そうな顔をした。
まぁ、そりゃ日曜日のショッピングモールって言えば女子も多いだろうけれど。
そんな露骨に嫌がらなくても。
「いこーよ、じゃあここでてバイクで移動して、ついたらフードコートでテキトーに食べよう、んで、莉子の買い物だよねん?」
今からのザッとの流れを言いながら千景は立ち上がった。
「そうですね…あ、でもテスト期間だから買い物はやっぱり今度でも構いませんよ」


