「えっ、マジですか?」
「大マジですよー。ね、ダメ?ほら龍ちゃんもお願いしなよー」
「莉子、ダメなのか?」
そんなしょんぼりと俯いても、そんなに見えない耳を下げられたら、ねぇ?
「わ、わかりました」
こういうしかないじゃんか。
奥の手出してくるとかそれは卑怯だと思う。
「ていうか、龍使うとか反則じゃありません?」
「ん?なんてー?あ、これからもどんどん来てくださいってぇ?いやーそんなに言われたらなぁ」
「都合のいい耳をお持ちのようで」
というわけで、私の家で勉強会をすることになってしまった。
そのため、散らかっているものすべて片づけないといけないわけだ。
めんどくさいったらありゃしない。


