「言いたいことはわかるけど、優しい千景さんは葵ちゃんに言わせてあげるねん。さぁ、どうぞ」 壁にもたれかかった。 葵ははぁ、とため息をついてこの茶番に付き合ってくれるそうだ。 相変わらず、キーボードをたたく手は止まらない。 「受け入れてもないくせに利用してどうすんのかな?って。それと葵ちゃんって呼ばないでくれる?」 「分かってるくせに」 全部知ってて言ってるくせに。