そんなの簡単な事。
「言ったじゃないですか、龍がどれだけ私を嫌っていようとも私は龍のことが大切なんです。って本当、それだけですよ。それにあの時言い過ぎたのは私です。ごめんなさい」
ことの発端と言えば私が龍をあおったからだ。
龍があれで怒るという事が分かっていたのに言ってしまったからだ。
「そんなこと、ない。それにお前の言葉、全部当たってた。確かに、女が怖いのはそうだ。近づくと寒気がするし、気持ち悪くなるときだってある。だけど、俺が一番怖いのは、あの日みたいに裏切られること」
龍は俯いたままだ
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