「王子様!お願いです白雪姫をたすけてください」 棺の中で花を添えられて眠っている白雪姫を囲むようにして小人たちがいた。 「なんと、かわいそうに」 セリフはOKだな。 大道具の馬から降り、棺のもとへと向かう。 台本通り、俺は棺の中を覗き込んだ。 莉子が目を瞑ったまま眠っている。 ライトに照らされ長いまつげが白い肌に影を作る。