あの日の桜は。【大幅修正中】



 そんなこんなで後一時間で体育館で個別で練習し、明日一発本番で行くらしい。

 一番を重視する割にはぶっつけ本番なんてやるかとみんな思ったはずだ。

 絶対に。

 もちろん、女子から全く歓迎されていない私は一人自分に必要なものをすべて作った。

 しんどかった。

 
 おかげで出来上がったものはちょっとだけ上手だと自画自賛した。

「莉子、やばいなそれ!うますぎだろ」

 隣で出来上がった衣装を見ている陸が驚きの声を上げた。

「そんなことないですよ、じゃあ私たちも体育館に移動しましょうか」

 ほかのみんなはもうすでに動き始めている。

 陸は頷くと廊下に出た。