あの日の桜は。【大幅修正中】



「じゃあ、通常授業行くぞーと行きたいところだが、練習時間をもらっている」

 またしても元気良く入ってきたまっつんがそんなことを言いだした。

 小道具から大道具、舞台セットに照明など勝つためにはぬかりなくとか言いそうだな。

「じゃあまず、道具作りからだ。今日一日はそれに使うぞー!!」

 そんなのでいいのだろうか。

ふと疑問に思いつつも授業をするよりはましだと感じた。

「じゃあ、開始!材料は前に置いてあるから、足りなかったら、理事長室にでも取りに行ってくれ」

 なんともてきとーな指示だろう。

というか、ここの女子ほとんどに嫌われている私はどうすればいいのか。

 とりあえず、自分の衣装くらいは作るか。

そう思い、教卓に生地を取りに行った。