「っ、なんかすいません、聞いちゃいけないような事聞いて」 「ふふっ、今、嘘だって言ったら怒ります?」 必死で謝り顔を青くするヒデに少し罪悪感が生まれた。 ヒデはばっと顔をあげて一息ついた。 「もう、莉子さん、本当かと思った。僕、もう!じゃあおやすみなさい!」 ヒデはほっとした顔をするとプイッと顔をそむけてしまった。 「いじけないでくださいよ。今日はありがとうございました。」 「いじけてません!もう、僕本気で焦ったんですよ。返してくださいよ」