あの日の桜は。【大幅修正中】


 そう思いながらバイク乗り場に足を急がせた。

 帰りは行きと違って髪を何もしなくていいのが嬉しい。

 寝るときにゴムを外していたので結局結う意味がなかったと思っていたが、はずしていたおかげで手間が減った。


「こんにちは」

 たまり場に入るなり、私は下に居る人たちに声をかけた。

「こんにちはっす」

「ちわっす」

 みんなそれぞれに声を返してくれる。