あの日の桜は。【大幅修正中】


龍SIDE

「なぁ、いい加減機嫌直せって龍!」

 陸が俺の肩を叩きながら目の前でケーキの箱をちらつかせる。

「そ、そ、そんなのにつ、つられるわけ...」

 あぁ、でもやっぱりほしい。食べたい!食べたい!

 思わず飛びついてしまいそうで手に力を込めてとどめる。

 欲しいのは山々だけど。

 でも、紘の決断に俺は賛成できない。

「紘もさ、なんか考えがあってそうしたんだと思うぜ?」

 考えって何だよ!?俺の意見を押し切ってまでする事なのか?