ブライダル会場に行ってから数日が経ち、そろそろ次の段取りを付ける必要を感じた。
礼治さんの所から、会場へと足を運ぶ。
何度か足を運び、甘いお菓子のような名前にも慣れ、一人でこの場所に来るのにも慣れた。入り口から受付のフロアを覗くと、今日もきっちりとした品川さんが、若い男女を前にカタログを広げて談笑していた。
視界の隅にオレを認めると、にこっと笑顔を送ってくれる。
注意を払うべき時間や場所を実際に歩いて回ることにした。
簡単な見取り図から、当日の移動場所、式の次第を頭に入れる。
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