玲奈ちゃんの緊張を和らげてあげることで、よい表情が玲奈ちゃんに浮かぶようになった。 驚いたり、笑ったり、くるくると表情を変える。 玲奈ちゃん自身が持っている輝きが溢れている。 だから礼治さんがカメラを下ろした時、玲奈ちゃんの表情が曇った。 「はい、終了」 呆気なく終わりを告げたので、回りもびっくりしてしまった。 気づけばもう昼を過ぎていて、午後のチケットで帰る玲奈ちゃんはぎりぎりになる。 まず動いたのが衣装の青木さんで、玲奈ちゃんにパーカーを投げると、慌ただしく撤収をはじめた。