ミオはまた、こっちに背中を向けてアイスクリームメーカーを覗きこんでいる。
ため息をついて、髪をかきあげる。

「……まだね、話したこともないんだよ?いきなり告白とかないよ」

「…じゃあ話せばいいじゃない」


「……うん……」

彼女とは接点がない。もし昨日、教会に行かなかったら、彼女を見る機会もなかったかもしれない。

彼女のことを、どう位置づけていいのかぐるぐる考えているままだ。

気になる、興味がある

その先にはLikeがあるのかそれともLoveがあるのかわからない。