それでも、デザートバイキングのサポートをするミオはどこか視界に入ってきて訳もなく苛立つ。
どうして、そんなに綺麗になったんだよ。
誰かのせい…?
誰かと付き合っているとは聞かないけれど、好きな人くらいは出来たのかもしれない。
「棚橋さん、綺麗になったよね」
ふいに話しかけられて横を見ると、御山さんだった。
「睨みつけるように見ていたけど、気になる? 」
「一緒に仕事をしている仲間ですから、多少は」
話しかけられながらも、冷静にシャッターを切る。
「今の顔は多少なんてものじゃなかったよ。それくらいは沙那のことも気にして欲しいよね」



